「いつ来てもおかしくない」と言われ続けて早30年経ちました。
そんな中、18/3/27、地元の静岡新聞1面のトップを飾ったのは「東海地震説に≪間違い≫石橋教授見解」 と出たのです。
ただ、石橋教授自身のHPでは、「静岡新聞の記事は誤報」と、反論をしているのですが。
そもそも、どうして今のような考えが全国的に行き渡ったかというと、東海沖は長期間地震が起きていない事や、測定による、岩盤の変形などから、76年の地震予知連絡会で、当時、東大助手であった石橋氏が「巨大地震がいつ起きてもおかしくない」と発表したのが発端でした。
つまり「東海地震は100年から150年間隔で繰り返されており、前回から122年過ぎていたから、近々起きても不思議ではないと考えた」らしいのです。
これにより、地震防災強化をかかげ、地震予知や防災の名の元に東海地方に巨額なお金がつぎ込まれました。1979年から2004年までに静岡県の地震対策費は1兆6833億円(内、約3600億は補助金)と、莫大なものです。09年8月に起きた震度6弱は、東海大地震とは関係ないとされました。
10年1月に、政府の地震調査研究推進本部が、今後30年以内に震度6弱以上の地震発生確率の予想ランキングを更新しました。
| |
県庁所在地 |
発生確率% |
| 1 |
静岡 |
89.8 |
| 2 |
津 |
85.9 |
| 3 |
奈良 |
67.1 |
| 4 |
横浜 |
67.7 |
| 5 |
高知 |
63.9 |
| 6 |
千葉 |
63.8 |
| 7 |
徳島 |
61.2 |
| 8 |
大阪 |
60.3 |
| 9 |
甲府 |
55.3 |
| 10 |
大分 |
48.6 |
ちなみに東京(新宿)は19.7%です。しかし文部科学省の地震調査研究機関は東京直下地震(M6.7-
7.2)発生確率は10年以内が30%、30年以内ではなんと70%なのです。
| |
県庁所在地 |
発生確率% |
| 38 |
前橋 |
2.5 |
| 39 |
山形 |
2.3 |
| 40 |
松江 |
2.1 |
| 41 |
金沢 |
2.8 |
| 42 |
青森 |
2.1 |
| 43 |
宇都宮 |
1.6 |
| 44 |
長崎 |
1.3 |
| 45 |
札幌 |
1.2 |
| 46 |
福島 |
0.9 |
| 47 |
盛岡 |
0.7 |
近年は、地震空白地帯での地震発生がよく見られますが、確率が1.0%以下でも決して低いわけではない事を、同本部は強調しています。その例えを表にしました。詳細は「地震ハザードステーション J―SHIS」で閲覧できます。
防災科学技術研究所のホームページで見られます
| 30年以内に個人が災難に遭遇する確率% |
| 大雨災害 |
0.5 |
| すり |
0.58 |
| 強盗 |
0.16 |
| 空き巣 |
3.4 |
| 交通事故で負傷 |
24.0 |
11年4月、東京大地震研究所のグループは、東日本大震災で起きた地殻変動の影響で、首都圏の地盤に力が加わり、地震が起きやすい状態になっているとの解析結果を発表。
首都圏で過去24年間に起きた約3万の地震で破壊された領域が、大震災でどのような影響を受けたかを解析。結果は、大震災後に発生した地震の分布ともほぼ一致。同研究所では、国の地震調査委員会が今後30年間に70%の確率で起きると予測しているマグニチュード7級の南関東の地震が誘発される可能性があるとしています。
震源が30キロよりも浅い地震は静岡県東部から神奈川県西部で、30キロよりも深い地震は茨城県南西部、東京湾北部で起きやすくなっていることが判明。
又、11年3月の東日本大震災後、京都大防災研究所は「歴史的には、京都も度々、大地震の被害に遭っている」とし、「京都市南部を中心に、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる可能性がある」と警告。
京都の内陸部で大きな被害を出した直下型は、確実な記録として最も古いものは976年に起きたM6・7以上と推定される地震で、滋賀県を含め、死者は50人以上。その後、1185年、1317年、1449年と発生、1596年には「慶長伏見地震」で、豊臣秀吉が築いた伏見城の天守閣が大破し、約600人が圧死するなどした。
そして、200人余が死亡した1662年、死者280人と負傷者1300人を出した1830年と続くが、以後、180年以上起きていない。一方、海に面する府北部では、1927年に現在の京丹後市域で約2400人が死亡した北丹後地震が発生しています。
以下には今後の大地震における被害想定です
| 想定地震 |
死者数 |
全壊建物 |
| 日本海溝地震 |
2700人 |
2万1千棟 |
| 首都直下地震 |
13000人 |
85万棟 |
| 東海地震 |
10000人 |
46万3千棟 |
| 東南海・南海地震 |
21000人 |
64万5千棟 |
| 東海・東南海・南海同時地震 |
28000人 |
96万棟 |
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