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環境













 
合成洗剤

川の汚染の原因としては、70%が家庭からの生活排水によるものです。その中で最もやっかいなのが合成洗剤。合成洗剤の成分である合成界面活性剤は浄水場に入る時も出る時も濃度は変わらず、ただ通過するだけと言われています。又、分解されるまで時間がかかるため分解するまでの間になんらかの影響を及ぼす事が予想されるのです。

合成界面活性剤はそれ自体が有害なだけでなく、他の化学物質と一緒に体内に侵入するとその化学物質の
毒性を強くする性質があります。

野菜や食器を合成洗剤で洗ったりすると
手や皮膚から直接体内に侵入するそうです。主婦に多く見られる手荒れは主婦湿疹と呼ばれ原因は合成洗剤なのです。

合成洗剤を使い、洗濯して取り込んだ衣類には合成界面活性剤が残っています。それを再び着用すると繊維に付着した合成洗剤が溶けだし
体内に吸収されてしまうようです。赤ちゃんのおむつかぶれ。これは合成洗剤が残留することにより菌が異常発生する結果のようです。
また、
湿疹、かぶれなども合成洗剤によるもが多いとされています。

医薬品の汚染

厚労省や国立保険医療科学院などが06、07年に関東、関西の7浄水場の水で、約60種類の医薬品成分を対象に残留の実態を調べた結果、抗生物質、X線造彫剤、抗アレルギー剤など25種類が検出されました。

又、その3浄水場では、
抗高脂血症剤、解熱鎮痛剤、抗てんかん剤飲用水にも残留していました。残留濃度は6〜30pptと、欧州連合(EU)が環境への影響評価を義務付けている10pptを超えて超えてました。他方、環境省の研究班が05〜07年利根川と淀川の下水処理場の方流水で行なった調査の結果は、胃腸薬、抗精神病薬など50種類以上の医薬品を検出し、最高濃度は2000pptでした。

 汚染経路

病院 病院からの排水
洗面、シャワー 皮膚についた薬を洗い流す
トイレ 薬が体内で吸収されずに排泄する


環境省研究班の実験では、
医薬品の環境汚染で生物が、成長、増殖を阻害される危険性が確認されています。又、微生物が薬剤への抵抗力を獲得する可能性も指摘されています。他方、複数の成分を飲み続けると、ホルモン系の成分ならば数pptでも魚がメス化することが分かっているのです。

米国は98年、EUは06年に新薬の開発や販売申請で、環境への影響評価を行なう事を義務付けているます。

ヒ素による汚染

地層に含まれるヒ素が地下水を汚染し、それを飲む事により健康被害に遭うケースがあります。飲料水を井戸に依存する割合が多いオジアでは深刻な問題となっています。
水に含まれるヒ素をとり続けると、
皮膚が黒ずみ、手のひらや足の裏が硬くなります。さらに悪化すれば肝臓や腎臓の機能が低下し、死に至る場合もあります。

過去の日本におけるヒ素事件です。

55年 森永ヒ素ミルク事件
71年 宮崎県土呂久鉱毒事件
03年 茨城県神栖市の井戸がら高濃度のヒ素を検出

 茨城県神栖市の井戸がら高濃度のヒ素問題の環境省のページ

06年に環境省が日本全国の井戸で行なった地下水調査では、3663本のうち
2.1%に当る78本がヒ素の環境基準を超えていました。

福岡県 16本 超過率  5.2%
新潟県 11本 超過率 19.0%
熊本県 11本 超過率  5.0%

河川や湖沼の調査では、休廃止鉱山の影響で北海道の長流川中流や、宮崎県岩戸川など8地点で、また自然由来として、岩手県の雫石川や、長野県の蓼科湖など13地点で環境基準を超えています。



井戸水汚染

全国各地には、わき水の有名な場所が沢山あります。また、井戸も全国各地にあり、推定92万ヶ所と言われています。しかし自治体が水質を管理しているのはごく一部に過ぎません。

06年9月、宮崎県内で、自宅の井戸水を飲んだ幼児が
「乳児ボツリヌス症」で呼吸不全になった例があります。調査の結果、井戸の壁の亀裂から菌が侵入したとみられています。

地下水汚染で深刻なのは、乳児の
酸素欠乏症の原因にもなる、硝酸性窒素。農地で使い続けた窒素肥料が土壌に残留し、地下水に混ざるのです。

05年、環境省が4122ヶ所の井戸を調べると、
84%から検出されました。そして、環境基準を超えた場所も4.2%ありました。水田よりも肥料を多用する畑作地帯や牧草を育てる酪農地帯の方が高濃度のようです。
(朝日)

除草剤とダイオキシン

農薬については以前問題となりました。農産物に多量の化学肥料と農薬がに投与されると同時に、オレンジ剤と呼ばれる除草剤に含まれるダイオキシン(1gで2万人を殺すほど毒性が強い)が注目されるようになりました。

これは環境に放出されると回収されにくく、分解も遅々として進まないので長く残留し、汚染はどんどん広がると言う誠に厄介な物質です。

多くのハイテク産業が農村地帯に進出し、工業用水を使って工業排水を出し、又、工業用水確保の為にダムを造り、それが河川の汚染に拍車をかけると言う悪循環が繰り返されました。

東京近郊の
浄水場で、除草薬が検出されたことがあります。浄水場の処理では田畑にばらまかれる除草剤を食い止めることはできず、水道水に混入してしまいます。

田畑でまかれた農薬や化学肥料、除草剤が雨で河川に流出し、その水が水道水流れ込みます。さらに、農業用水に使われれば、せっかく
無農薬で栽培している田畑も汚染されることになってしまいます。

ゴルフ場の除草剤散布にしても、ゴルフ場の池にコイやフナの死体が浮いたこともあります。健康のために、除草剤をまかない工夫をしてもらいたいものです。



続きは 水道水

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